予定利率
本年(2017年)から、各生命保険会社の予定利率が引き下げになる予定です。
各社4月以降と思われますが、早い所では2月以降の契約から引き下げとなる会社もあるようです。
予定利率とは、簡単に言えば保険会社がお預かりした保険料を年何%で運用するのかを示す%です。
予定利率が高ければ保険料は安くなり、貯蓄性の保険の積立率も高くなります。
現在の保険会社の予定利率は、1.0%~1.50%位ですが、平成5年では4.75%でした。
当然、1.50%より4.75%の方が運用率は高いので有利と言う事です。
現在の日本の金融市場は、マイナス金利政策を導入していますので、各保険会社とも運用難に陥っています。
ですので、予定利率を下げて、運用難を解消しようと言う事です。
では、今回の改定で予定利率は何%になるのか。。。だいたい0.60%前後になるのではと言う事です。
学資保険などの積立金にも影響がでますので、貯蓄用途の保険を検討する際には、予定利率を考えた方が良いと思います。